企業による社会貢献のサポート

職業体験イベント開催報告

施設で暮らす子どもたちが、外資系ブランドによる職業体験に参加!

2023年夏、児童養護施設の子どもたちに向けた職業体験イベントを開催いたしました。
誰もが聞いたことのあるある外資系企業の、店舗の見学・工房の見学と体験・カフェでのお茶の時間と、とても有意義な体験を子どもたちに提供することができました。
詳細は、以下の開催報告をご覧ください。
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アウトリーチプロジェクト

児童養護施設の退所生に支援物資を送るプロジェクト

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施設を巣立った退所生たちのアフターケア、そしてつながりを結びなおす機会として…

新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、その影響は日常の暮らしにとどまらず、雇用や経済、教育など多岐にわたり、さらに長期化の様相を見せています。

こうした中で、児童養護施設を退所し、地域社会で暮らす若者たちの現状はどのようになっているでしょうか。
彼らの多くは頼れる親族がなく孤立しがちです。
平時はもちろんのこと、国難ともいわれる状況下ではなおさらです。
会社の寮で暮らしていれば、解雇されると同時に暮らしの場を失います。
少しの間実家に身を寄せて…というわけにないかないのです。

STAY HOME期間に、離れて暮らす家族に連絡し、元気な声や返信にほっとした方も多くいることでしょう。
児童養施設を退所した若者にも安否を問う連絡がきたのでしょうか。

全ての若者がその持てる力を十分に発揮できるよう、そのための機会が平等に与えられるよう、彼らをあたたかく支える文化の広がりを期待したいです。

「新型コロナウイルスの影響で厳しい状況におかれている児童養護施設の退所生たちに対して、各児童養護施設から手紙や救援物資、支援情報等を送りながら、退所生の生活ニーズを把握した上で、必要な者には施設が追加支援をする一方、退所生の状況について広く社会に伝え、支援を拡大していく。」(プロジェクト企画書より抜粋)
という活動が始動しました。日本全国607カ所の児童養護施設の退所生を対象としています。
各施設には6月1日以降、随時案内文が届きます。
支援を届ける退所生の数を申請し、費用(上限あり)が振り込まれる仕組みです。
画像このプロジェクトは東京ボランティア・市民活動センターが主催し、全国児童養護施設協議会とともにNPO STARSが協力しています。

そして資金提供はゴールドマン・サックス社です。
全国の児童養護施設関係者に情報を届けたく掲載いたしました。

施設を巣立った退所生たちのアフターケアとして、さらには退所生とのつながりを結びなおす機会として本プロジェクトを積極的にご活用ください。
お問合せ
社会福祉法人 東京都社会福祉協議会
東京ボランティア・市民活動センター(TVAC) →HP
企業担当:河村、田中、屋敷
〒162-0823東京都新宿区神楽河岸1-1
TEL:03-3235-1171 FAX:03-3235-0050
E-mail:kigyov@tvac.or.jp 

お礼状の報告|児童養護施設の退所生に支援物資を送るプロジェクト

画像ゴールドマン・サックス社の支援を受けて、東京ボランティア・市民活動センターが主催、全国児童養護施設協議会とともにNPO STARSが協力して行われた「児童養護施設の退所生に支援物資を送るプロジェクト」
このプロジェクトによって187施設、およそ2500名の退所生への支援が実現いたしました。
NPO STARSでは、支援を受けた施設及び退所生からのお礼の言葉を集め、ゴールドマン・サックス社と東京ボランティアセンターへお届けさせていただきました。
さらに、情報の拡散などにご協力いただいたみなさまにもお礼の言葉を届けたく、こちらにも掲載をさせていただきます。また、一部を抜粋して紹介させていただきます。

「児童養護施設の退所生に支援物資を送るプロジェクト」のお礼状の報告PDFになります。

お礼状の報告より一部を抜粋

退所生より

施設を巣立って10年くらい経つ私にも?と思いサプライズのようなプレゼントすごくうれしかったです。
頼れる親族もおらず、このような状況の中で、とても心温まるご支援でした。
日常に使うアイテムの購入に活用させていただきました。ありがとうございます。

退所生より

コロナで仕事を見つけられず、毎日家で過ごす状況でとても大変な中、このような支援をしていただいたことにとても感謝しております。
収入がないというのは不安で、この生活がいつまで続くのかわからない状況はとてもつらかったです。今は仕事を見つけられたのですが、コロナという状況はあまり変わっていませんが、新しい生活様式の中で頑張っています。
あの時の支援のおかげで少し乗り切れたように思います。ありがとうございました。

退所生より

この度はこのようなご支援ありがとざいました。
3月に高校を卒業し就職しました。
一人暮らしを始めた途端にコロナの影響よる自粛が始まり、急に仕事も休みなったことにより生活が苦しく暫くはアルバイトで生計を立てました。
そんな時にこのような支援を頂き、心強く思い、今でもまたいつかのピンチ時のために大切に取ってあります。ありがとうございました。

職員より

アウトリーチプロジェクトの連絡をした際、はじめは特に困った様子は見せず、「生活は大丈夫」と話していました。
しかしこの連絡をきっかけに何度も連絡を取り合う中で、ようやく生活の実態が見えてき、とても困っている現状を把握することができました。
身近な存在だからこそ、また頑張っている姿を見せないといけないと思っているからこそ、緊急時に頼ることが難しいことを改めて実感しました。

退所生より

コロナで仕事を見つけられず、毎日家過ごす状況とても大変な中、このような支援をしていただことにとても感謝しております。
収入がないのは不安で、この生活がいつま続くかわらな状況とてもとつらかったです。
今は仕事を見つけられたのですが、コロナという状況あまり変わっていませんが、新し生活様式の中で頑張っています。
あの時の支援のおかげで少し乗り切れたように思います。ありがとうございました。

職員より

今回アウトリーチプロジェクを通して、卒園生に手紙送る機会与えくださったことに感謝しております。
手紙を書く中で、一緒に過ごした子どもとの思い出が頭に浮かんできました。楽しかったこと、大変だったこと、いろいろです。
今の世の中の状況を考えると今までより更に不安になります。お金に困っていないか、単位はとれているか、就職活動は大丈夫か、身体を壊していないかなど、心配しだすときりがないですが、「何かあってもなくても、いつでも連絡しておいで。」と伝えました。
気持ちを込めて書くとなんだか照れくさい気持ちにもなりますが、LINE等で伝える事とは違った手紙の良さをかんじました。
本当にありがとうございました。