人材育成 Human Resource Development

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知見と実践力を兼ね備えた、
社会的養護の仕事の人材育成を目指しています。

人材育成は、サービスやケアの質の向上につながるだけでなく、私たち児童福祉施設職員自身が自らの成長を実感することで、子どもの育ちに関わる専門職としてのやりがいや満足感を獲得し、モチベーションを高めることができるというもう一つの側面も持っています。

NPO STARSでは、人材育成局を設け、私たち一人一人が日本の社会的養護の次世代リーダーとして、誇りと喜びを感じながら生き生きと役割を担えることを目指し、時代のニーズに即しつつも、斬新で有意義な企画立案と事業の展開に努めます。

児童福祉施設を運営している職員の人数は、どの種類の施設でも決して多くはありません。
少数でも精鋭であること、一人一人の職員が高いマネジメント意識を保ち続け、見通しと余裕をもって施設運営に携わることが、結果的に子ども達へのより質の高いケアや、ゆったりとした温かい人間関係の中で安心と安全を実感して、大人への信頼感を培い、やがて社会に出て、社会を支える新たな一人の大人を育てることに繋がります。

STARSセミナーの開催

画像同窓会STARS時代にフォローアップセミナーという名称で、自らの実践を報告する研修会を会員限定で行っておりました。過去23回開催し、多くの会員が参加し研鑽を深めていたのですが、2016年度からSTARSセミナーに名称を改め、社会的養護を含め、子育てに関わる機関、大学関係者等、会員以外にも参加を募り、オープンセミナーへ姿を変えました。

また、このセミナーは社会的養護において処遇改善研修に認定されており、専門研修という役割も担っています。

2019年度は、クラウドファンディングにより資金調達を行った結果、社会全体で子育てを考える機会を提供すると共に、社会的養護の課題を社会が知るきっかけを作りました。

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